家探しの始まり①
こんにちは、ぺねです。
今日からはこれまでの家探しの経緯を書いていきたいと思います。
家を買うという選択肢が暗に会話に出てきた
子供が生まれる前の話ですが、夕食の席で妻がぼそりと呟きました。
「この家は物が多すぎるからもっと広い所に引っ越したいね」
そもそも自分は元来の性格的に、生活スタイルをがらりと変える事に多大なストレスを感じる傾向があります。
大学入学の時、在学中、そして卒業して社会人になる時、妻と同棲し始めた時の計4回引っ越しをしていますが、どれも大変だったという思い出しかありません。
そのため以前から「次の引っ越しをするときは家を買う時だな!ガハハ!」とその手の話を流していたのです。
ですが…、まあでもそろそろいい年だし、家を買って腰を落ち着けてもいいのでは?とその時ふと思いました。
とりあえずお金の話は後にしても、まずは家を探してみてもいいのではないだろうか?
購入するにあたって右も左も分からないし、とにかく見てみよう。見るだけタダだ!
という心境の元、とりあえず家を売っている所に足を運んでみることにしたのです。
近所の住宅展示場へ
思い立ったが吉日、次の休みの日には近所の住宅展示場に来ていました。
タマホームとか積水ハウスとか聞いたことある会社の建物がたくさん建っています。
ちなみにこの時点で注文住宅と建売住宅の違いは全く分かっておりません。
住宅展示場がどのような場所なのかも良く調べないまま突発的に伺ってます。
注文住宅:購入者が間取りや内装を決めてから着工する物件。オーダーメイド。高い。
建売住宅:建築会社が同じような内装で何件も一気に建てつつ販売する物件。既製品。安い。
まあ結論から言うと最初の町を出た旅人が初期装備のままラストダンジョンに挑むようなものです。
住宅展示場は各ハウスメーカーの渾身の作品(あえてこう記述します)を見る、いわば家の展覧会です。
実際に見せてもらったのはパナソニックホームズの家でしたが、家の中にエレベーターがついてました。
屋上には空中庭園もありました。
いや待ていくらすんのこの家。
こんな広い家どこに建てんのさ。
土地って別料金なの?え?
建物だけでこんなにするんですか!無理無理!ありがとうございました!
とりあえず夢は膨らみましたが身の丈に合うものでは無いという事がわかりました。
妻と2人、楽しかったねと言いながら展示場を後にしたのは良い思い出です。
ちなみに営業さんはとても良い人でしたが、不動産営業によくあるその後の電話はかかってきませんでした。
アンケートに書いた年収で買えないと判断されたのか、それともそういう営業スタイルなのか…。
後者だと信じたいものです。
打ちのめされる
住宅展示場で高級品に触れてしまった庶民は「家なんて無理だよぉ…」と弱気になってしまいました。
ここからしばらくは家を買う、という話が上がることはありませんでした。お互いに。
この時点ではいずれ買いたいとは思ってはいます。
思ってはいるのですがお金がね…。
まあ仕方なし。現状はとりあえず諦めるしかありません。
子供でも出来たら考えるか!と後回しにしてしまいました。
ちなみに、その後宝くじを買い始めました。
続く